自由に生きたい女性のためのフランスの本 French book for women who want to live freely
- GRAPHIC
- EDITORIAL
これはフランス大使館内アンスティチュ・フランセ日本本部が、フェミニズムに関するフランスの書籍を紹介しているフリーマガジンです。日本のジェンダーギャップ指数は先進国の中で最低レベルであることをご存知でしょうか。この小さなフリーマガジンは、東大で行われたフェミニズムのカンファレンスのために作られました。日々生きにくさを感じている日本人女性たちに向けて、もっと自由な選択があることを教えてくれます。私は表紙のモチーフとして乳房の見えている女性をデザインしました。これは、乳首は女性であることと同時に自由であることも表現しています。このビジュアルについては、フランス大使館の皆さんと議論を繰り返しました。エロティシズムと捉えられるのではないかという声もありましたが、最終的にこのデザインに決定しました。日本において、このようなデザインをすることは大変冒険的と言えますが、多くの女性に受け入れられる結果となりました。現在、代官山蔦屋と紀伊國屋(高島屋タイムズスクエア店)で配布しています。よかったら手に取って今一度、「女性」について考える機会を作ってみてください。
This work is for a free Magazine to introduce French books relating to Feminism to Japanese women by the French embassy in Japan. In Japan, Gender Gap Index is the lowest level in the developed countries in 2021. I designed the free paper which tells Japanese women who are finding difficulties living every day about having more free choices. I used a woman with breasts as a motif for the cover design. The breast nipples represent womanliness and also freedom of expression. As a result, many women applauded the design, however, the design like this is thought to be very challenging in Japan.